肥料には有機(油かすや牛ふん、鶏ふんなど)と無機(液肥や緩効性の固形肥料)肥料があります。
鉢で育てている場合、腐葉土に良質な微量要素が含まれていますから、効果が不安定な有機肥料はあえて使わず無機肥料だけで良いと思います。路地に植えてある場合は、無機肥料だけを使い続けると土が固くなってしまうので、適度に有機肥料も使うことをお薦めします。
クリスマスローズにとって大切な施肥のシーズンは新芽が伸びて花芽が形成される春先と、根の生育が活発化して花芽を充実させる10月頃です。ですが特に春先は遅霜や氷点下にならない天候の見極めも大切ですから、無機肥料で液肥を使うよりは緩効性の固形肥料の方が良いかもしれません。秋の液肥は問題ありませんね。
クリスマスローズは成長がゆっくりなので、肥料の影響が開花期にまでずれ込んでしまうと花の色がくすんだり花形が乱れたり、病原菌の温床にもなりかねないので注意が必要です。
うちはプロの業務用のものを使っているので具体的に紹介できないのですが、大体園芸店やホームセンターなどに市販されていますので、探してみてください。