当園では、3年以上の開花見込み株を販売していますのでそれを植えてみます。
寒冷地ではある程度の大きさのある株でないと、寒さにやられて絶えてしまいますので、それを見越して3年以上の5号鉢の苗を植えます。
暖地では5号以下のポット苗でも定着すると思います。
鉢からの外し方は、鉢の縁や側面を何か固いものでコンコン叩いているとカパッと外れます。
ほらねっ!
簡単~♪
根を傷つけないようにほどける範囲でそーっとほどいていきます。こうすると植えた後の根の動きが活発になります。
まるで”ラピュタ”のラストシーンだ・・・と毎回思っちゃいます。(笑)
あとは穴を掘って植えるだけですが、その際には鹿沼土や赤玉中粒など、ガラガラした土を下や横に入れて水はけを良くするよう工夫します。
肥料も混ぜ込むとより良いですね。特に種類は選びませんので、有機でも化成肥料でもお好みのものを入れてください。今回は鶏糞を少量混ぜてみましたよ。
根は下に深く進みますので、深めの穴を掘ってから少し埋め、それから植えると良いと思います。
また、寒冷地では凍って凍み上がるので、気持ち深植えにするのが良いと思います。
はい、完成です。
植える時期は4月下旬から6月の梅雨前が最適です。
寒冷地では日当たりの良いところに植えてください。
何人かのお客様のお庭を見せてもらって分かったことですが、半日陰を好むクリスマスローズでも寒冷地では日当たりの良いところに植えた方が生育が良いです。
暖地では半日陰に植え、特に夏の西日が避けられるようなところを選んでくださいね。
暖地では秋口に植えても良いと思います。